防凍剤 (ぼうとうざい)とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

防凍剤 (ぼうとうざい)

「防凍剤」(ぼうとうざい)とは、セメントの凍結を防止するために投入されるものです。厳寒の工事現場において手摺支柱の固定やサッシまわりの防水モルタル充填などに混入されます。これにより、早期強度が確保され、保温養生の設備や工事費の節減が期待されます。ただし、防凍剤に塩化カルシウムが混入される場合や水分の影響を受ける部位では、アルミの腐食やコンクリートのひび割れのリスクがあるため、塩化カルシウムの有無を慎重に考慮する必要があります。