コテ仕上げとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「コテ仕上げ」とは、建築や建設において、表面の仕上げを行う際に「コテ」という道具を使用して行う技法やその結果を得られる仕上がりのことを指します。主にモルタルやプラスター(しっくい)などの塗材を壁や床に均一に伸ばしたり、模様をつけたりする際に行われます。

コテを使った仕上げは、職人の技量や感覚に大きく左右されるため、仕上がりに独特の質感やニュアンスが出ることが特徴です。使用するコテの形状や大きさ、塗材の種類や配合によって、さまざまな質感や模様の表面効果を出すことができます。

適切にコテ仕上げが行われると、壁や床の表面が均一になり、耐久性や防水性が向上することが期待されます。建築や内装において、自然な風合いやアート性を求める際にコテ仕上げはよく選ばれます。特に、和風の建築やレトロ感を出したい場合などには、コテによる仕上げが好まれることが多いです。