タッカーおすすめランキング15選!選び方やメーカーを解説

タッカー おすすめ

資材を固定するのに便利なタッカーは、業務の精度を上げ効率化する便利な工具の1つとして知られています。タッカーとひと言にいっても、価格帯も幅広く、様々な種類のものが販売されているため、どれを選べば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで、今回はタッカーの選び方やおすすめのメーカーについて解説します。さらに、おすすめの製品をランキング形式で紹介するので、タッカーの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

タッカーとは

タッカーとは、ホチキスのようにステープル(針)を打ち込むことで木材や布を固定する工具です。釘のような役割をしており、建設業では断熱材や屋根材の固定、布地や壁紙の張替え、フローリングや天井の修理など幅広い場面で活用されています。近年ではDIY人気が高まったことを受け、一般家庭で購入する方も増えました。

タッカーの選び方

タッカーは使用する目的や作業の規模に応じて、適切な製品を選ぶことが大切です。プロの視点でタッカーを選ぶ際にチェックすべきポイントを、以下で5つ紹介します。

  • 種類から選ぶ
  • 本体の素材から選ぶ
  • 針の種類から選ぶ
  • 針のサイズから選ぶ
  • 機能性から選ぶ

種類から選ぶ

タッカーは、仕様によって以下の4つに分けられます。

  • ガンタッカー
  • 電動タッカー
  • エアタッカー
  • ハンマータッカー
  • 専用タッカー

ガンタッカー

ガンタッカーは、銃の形状をしており、引き金部分を引くことでステープルを打ち込みます。手動タイプのガンタッカーは文字通り手で手で握り込んでステープルを打ち込むもので、布地やカバーの張替えなどの細やかな作業に適しています。

比較的安価で導入しやすいというメリットがありますが、打ち込む際に力が必要で手への負担が大きいこと、均一な仕上がりになりづらいなどのデメリットもあります。

電動タッカー

初心者や握力に自信がない方におすすめなのが、電動式のタッカーです。電力を用いて強い力で均一にステープルを打ち込むため、テクニックや力を必要としません。電動タッカーにはコード付きのタイプと充電式タイプの2種類があります。コード付きは電源さえあれば時間を気にせず使用できますが、取り回しがしづらいというデメリットがあります。一方、充電式のタイプは携行性に優れていますが、作業中にバッテリーが切れるリスクがあります。

エアタッカー

エアコンプレッサーを搭載しており、その空気圧によりステープルを打ち込むタッカーをエアタッカーと言います。ハイパワーでステープルを打ち込めるため連続作業にも適しており、建設現場の内装材の仕上げなどに使用されるプロ仕様のタッカーです。エアタッカーには、長時間の使用に適した常圧用と、安定した打ち込みができる高圧用の2種類があります。

ハンマータッカー

ハンマータッカーはシンプルな棒状の形をしている、ハンマーのようにに振って手動でステープルを打ち込むタイプのタッカーです。コンパクトなサイズ感で携行性に優れていながら、頑丈で耐久性が高い点が特徴です。建設業や内装作業だけでなく、土木作業で壁に金網を打ち込む際にもよく使用されています。

専用タッカー

タッカーを使用する場面が限定的な場合には、特定の用途に特化した専用カッターもおすすめです。建設業で使用する専用タッカーは、主に以下の3種類です。

  • ケーブルタッカー
    電気配線ケーブルを固定するためのタッカーで、樹脂ガード付きのステープルに対応している
  • モール固定用タッカー
    特殊な形状の射出口で、配線用のモールを壁面などに固定しやすい仕様
  • フロア用タッカー
    フロア打ちを効率的に行える、エアタッカーの一種

本体の素材から選ぶ

タッカーには、プラスチック製のものと金属製のものがあります。プラスチック製のものは軽量で作業時の負担が少ないというメリットがありますが、耐久性はあまり良くありません。対して、金属製のものは耐久性に優れており重さを利用して安定した打ち込みができますが、手や腕への負担が大きい傾向にあります。

針の種類から選ぶ

タッカーで使用するステープルは以下の3つの形状に分かれています。

  • コの字型
    しっかりと固定できる一般的な形状
  • U型
    素材にしっかりとめり込みながら、素材の表面にステープルが出ない形状
  • T(I)型
    肩身が狭く、打ち込んだ際に表面がほとんど露出しない形状

針のサイズから選ぶ

ステープルのサイズは、一般的に横幅を表す「肩幅」と針の長さを表す「足長」の2つで表記します。用途や使用する資材に適したステープルを選ぶことが重要です。

長すぎると打ち込んだ材質の裏から針が露出してしまう恐れがあり、また、短すぎるとしっかりと固定できないリスクがあります。

機能性から選ぶ

便利な機能が搭載されている製品であれば、より業務が効率化されます。代表的な機能は、手動タイプのタッカーのグリップについている滑り止め加工です。安定感が増すだけでなく、力が入れやすくなるため握力に自信がない方におすすめの機能です。

また、電動タイプには打ち込み強度が調整できる機能が搭載されている製品もあります。また、紙を止められる通常のホッチキス機能がある2WAY仕様の製品も販売されています。

タッカーのおすすめメーカー

タッカーは国内外の様々なメーカーから販売されています。中でもプロから信頼の厚いおすすめのメーカーは以下の3つです。

  • マキタ
  • ハイコーキ
  • マックス

マキタ

マキタは1915年に愛知県で創業した日本の電動工具メーカーです。性能と品質の高さから、プロからの支持がとても厚くタッカーも多くの職人から支持されています。マキタの電動式タッカーは軽量・コンパクトながら高性能のモーターを搭載しているため強力な釘打ちを実現しています。連続くぎ打ち機能などの便利な機能や安全機能が充実したモデルもあるので、品質重視の方におすすめしたいメーカーの1つです。

ハイコーキ

ハイコーキは日立工機から2018年に社名を変えた、工具の販売と製造を行う国内メーカーです。手動式からエアカッターまで幅広い製品展開がされていますが、充電式のタッカーに特に定評があります。耐久性、安全性にも優れていますが、高機能の製品をお探しの方に特におすすめのメーカーです。

マックス

マックス株式会社は1942年創業の国内工具メーカーです。小型くぎ打ち機の販売からスタートしたために、ネイルガンやタッカーの品質に定評がある企業として知られています。ガンタッカーやハンマーカッターを展開しており、特に小型の製品を多く展開しています。

タッカーおすすめランキング15選!

タッカーの選び方やおすすめのメーカーを紹介してきましたが、皆が使っているおすすめの製品が知りたいという方も少なくないでしょう。そこで、プロの視点で選んだおすすめのタッカーをランキング形式で紹介します。

  1. サンドリー(Sundry) 角利 PHT-2W
  2. 高儀(Takagi) EARTH MAN 電動タッカー DTK-45B
  3. Kuracoru タッカー
  4. INGCO ガンタッカー HSG1405
  5. 近与(KONYO) SUN UP 2ウェイメタルタッカー STP-1214
  6. マキタ(Makita) 充電式タッカ ST313DSH
  7. WORKPRO エアータッカー
  8. ビッグマン(Bigman) ハンマータッカー サック付 BM-HTS
  9. WAKAI (若井産業)エアタッカー TS41025
  10. マキタ(Makita) 10ミリ充電式タッカ ST002GZK
  11. 高儀(Takagi) ハンマータッカー 兼用タイプ HMT-100
  12. HiKOKI(ハイコーキ) 36V フロア用タッカ N3604DM
  13. SK11 3-in-1 マルチタッカー SMT-1
  14. マックス MAX 高圧エアータッカ 4Jステープル 25mm HA-25/4J
  15. マキタ(Makita) AT425BZK 4ミリエアタッカ

1.サンドリー(Sundry) 角利 PHT-2W

価格:¥1,780税込
針の種類:コの字型
針のサイズ:幅12mm×針足4~14mm、太さ0.7mmまで
サイズ:16×3.1×0.1cm
重さ: 660g
ホチキスとしても使用できる2WAY仕様の手動式のタッカーです。グリップには滑り止め加工が施されており、さらに、ロックボタンをスライドさせるだけで簡単にハンドルロックと解除ができます。打ち込みの強さもつまみで調整できるので、幅広い用途に使用できます。

2.高儀(Takagi) EARTH MAN 電動タッカー DTK-45B

価格:¥3,852税込
針の種類:コの字型、T型
針のサイズ:ステープル(12×10mm)、T型ネイル(10mm)
サイズ:長さ170×幅50×高さ145mm
重さ:700g
U字ステープルとT型ネイルの両方が使用できる電動タッカーです。安全装置がついているので誤発射も防止できます。木材から布地、革、断熱材、防湿シートまであらゆる資材を止められる汎用性の高い製品です。

3.Kuracoru タッカー

価格:¥1,699税込
針の種類:コの字型
針のサイズ:肩幅12mm×足長6~12mm
サイズ:17cm×10cm×2.5cm
重さ:620g
スチール製の安定感のある手動式のガンタッカーです。強力なバネの力を利用した強い打ち込みを実現しており、木材や樹脂版やゴム板などの資材をしっかりと固定できます。

4.INGCO ガンタッカー HSG1405

価格:¥1,790税込
針の種類:コの字型、U型、T型
針のサイズ:コの字型(足長4~14mm)、U型(肩幅約6.3mm、足長10~12mm)、コ型(足長4~14mm)
サイズ:‎24.5×15.1×3.4cm
重さ:670g
強度のスチールに熱処理を施した耐久性の高い手動式のガンタッカーです。3種類のステープルに対応できる汎用性の高さも魅力です。強度調整ボタンや防振パッド、故障診断スイッチなどの機能も充実しています。

5.近与(KONYO) SUN UP 2ウェイメタルタッカー STP-1214

価格: ¥1,601税込
針の種類:コの字型
針のサイズ:肩幅12x足長10mm
サイズ:‎12x10x0.1cm
重さ: 660g
丈夫なメタルボディの手動式のガンタッカーで、ホッチキスとしても使用できる2WAY仕様です。打込み力の調整もできるため、多様な資材に対応できます。

6.マキタ(Makita) 充電式タッカ ST313DSH

価格:¥27,926税込
針の種類:CT線
針のサイズ:幅12×長さ6~13mm
サイズ:‎40x31x12cm
重さ:3.71kg
連発、単発打ちの両方が可能なバッテリー式の電動タッカーです。連発式では快適でスピーディーかつ安定した打ち込みが、単発式では狙った場所に力強い安定した打ち込みが可能です。防滴・防じん性のある「アプト」や、トリガロック、空打ち防止機能などの多彩な機能も搭載しています。

7.WORKPRO エアータッカー

価格:¥4,980税込
針の種類:コの字型
針のサイズ:肩幅11.2mm(外側幅)、10mm(内側幅)、足長6~16mm
サイズ:L221×W51×H166mm
重さ:950g
軽量でコンパクトなアルミニウム合金ボディのエアータッカーです。360°方向に気軽に排気口を変えられる機能や、排気誤射防止デザインなど安全性能も高い製品です。

8.ビッグマン(Bigman) ハンマータッカー サック付 BM-HTS

価格:¥3,003税込
針の種類:コの字型
針のサイズ:肩幅12×足長6~10mm
サイズ:長さ27.5x幅3.4cm
重さ:420g
薄物木材への防水シートや断熱材、ラス材の固定に適したハンマータッカーです。コンパクトに収納できる専用サック付きで、狭い場所で作業する際でも効率よく作業できます。

9.WAKAI (若井産業)エアタッカー TS41025

価格:¥13,695税込
針の種類:
針のサイズ:4×10~25mm、10×8~25mm
サイズ:‎34.6x 29.2×8.4cm
重さ:2.26 kg
常圧コンプレッサを動力源とする常圧用のエアータッカーです。トリガロック機構、打ち込み深さ調整機構も搭載しているので初心者の方も安心して使用できます。

10.マキタ(Makita) 10ミリ充電式タッカ ST002GZK

価格:¥52,004 税込
針の種類:J線
針のサイズ:肩幅10mm×足長13~25mm
サイズ:‎26.9×8.6×21.6cm
重さ:4.19g
約1,000本高速連続打ちが可能な充電式のハイスペックモデル実現のタッカーです。「引きずり打ち」、「振り打ち」などの多様な打ち込みモードを搭載しており、さらに低反動機構でブレも軽減しています。

防じん・防水保護等級IP56なので、屋外の作業にも適しています。

11.高儀(Takagi) ハンマータッカー 兼用タイプ HMT-100

価格:¥3,596税込
針の種類:コの字型
針のサイズ:肩幅12mm×足長6~8mm
サイズ:‎33.6×5.6×3.6cm
重さ:489.88g
断熱材止めに適したハンマータッカーです。肩幅10×足長7mm、肩幅12×足長6mm、肩幅12×足長10mmの3種類のコの字型ステープルが兼用できます。

12.HiKOKI(ハイコーキ) 36V フロア用タッカ N3604DM

価格:¥49,142税込
針の種類:T型
針のサイズ:L寸法幅4mm×16mm、19mm、25mm、32mm、38mm
サイズ:全長282×高さ321×幅87mm
重さ:3.1Kg
コードレスで使用できるフロア用の充電式のタッカーで、巾木5mm部分への打ち込みも可能なハイスペックモデルです。空打ち防止機構、ダイヤル式深さ調整機能、LEDライトなどの便利な機能も多数搭載しています。

13.SK11 3-in-1 マルチタッカー SMT-1

価格:¥1,630税込
針の種類:コの字型
針のサイズ:肩幅60×足長6mm、肩幅12×足長8mm、肩幅70×足長10mm
サイズ:‎18.4×15.8×3.3cm
重さ:250g
先端部分のアタッチメントを変更することで木材への打ち込みだけでなく、ホッチキスとして書類とじ、ケーブルの仮設にもできる3WAY仕様のタッカーです。3種類のステープルが利用できるのもうれしいポイントです。

14.マックス MAX 高圧エアータッカ 4Jステープル 25mm HA-25/4J

価格:¥30,168税込
針の種類:T字型
針のサイズ:肩幅4×足長13、16、19、22、25mm
サイズ:‎16.5×6.1×26.1cm
重さ:1.38kg
コンプレッサからの取出し圧力をそのまま取り込む「純高圧」を導入している、軽量・小型化を実現したエアータッカーです。空打ち防止機能やトリガロック機構、フリープラグなどの機能を搭載しています。

15.マキタ(Makita) AT425BZK 4ミリエアタッカ

価格:¥14,616税込
針の種類:J線
針のサイズ:肩幅4 ×足長13〜25mm
サイズ:‎30.2×30.1×8.2cm
重さ:1.83kg
「高圧」専用設計のエアータッカーです。シンプル機能のスタンダードなモデルですが、軽快な打ち込みを実現しています。専用のケースも付属しています。

タッカーを上手に使うコツと注意点

タッカーは便利な工具ですが、不慣れな場合打ち込むのが難しいと感じる方も少なくありません。上手く打ち込むためには、母材にタッカーの射出口を押し当て、密着させることが大切です。慣れるまで廃材などを利用して練習するのも良いでしょう。

また、ステープルの先端は尖っているので、セットする際や打ち込んだ後にケガをするリスクがあります。母材の後ろから先端が出ていないか確認するなどして、安全面に十分に配慮して扱ってください。

のこぎり作業用手袋のおすすめについてはこちらの記事で紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。

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【まとめ】用途に合わせたタッカーを選び作業効率を向上させよう!

タッカーは、ステープルを木材や布地に打ち込み固定するための工具です。サイズや価格帯はもちろん、手動タイプや電動タイプなど様々な形状から業務に合ったものを洗濯するだけでなく、ステープルのサイズも考慮する必要があります。業務に最適なモデルのタッカーを選び、作業効率をアップさせましょう。

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