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建設業界では、人手不足への対応が大きな課題となっています。働き方改革により残業削減が進む一方、現場では日報や点検表など、紙への手書き作業とその後の入力業務が依然として多く残っています。こうした中、外国人労働者が書いた手書き文字を、スマートフォンで撮影するだけで翻訳・データ化できるサービスが登場しました。
近年、建設現場では外国人技能実習生や特定技能人材の比率が高まり、「手書き文字が読めない」「母国語で書かれた帳票を翻訳し直している」といった問題が日常的に発生しています。さらに、入力のためだけに事務所へ戻る必要があり、移動時間や残業が増える原因にもなっていました。

airlabo株式会社は、外国人労働者が書いた手書き文字を、スマートフォンで撮影するだけで翻訳・データ化できる多言語対応AI-OCR「paper-base」の提供を開始しました。PCやスキャナを必要とせず、スマホのブラウザから利用できる点が特徴です。

汚れた帳票や暗い現場で撮影した画像でも高精度に文字を認識し、日本語だけでなくベトナム語やインドネシア語の手書き文字も自動翻訳した上でデータ化します。読み取った情報は、kintoneやGoogleスプレッドシートなど既存のシステムへ直接登録でき、複雑なRPA設定も不要です。
建設業では、日報や安全点検表を作業終了後に現場で撮影し、そのまま直帰する運用が可能になります。これにより、事務所での入力作業が不要となり、残業削減と業務効率化の両立が期待できます。管理側もリアルタイムで情報を確認でき、進捗管理や安全管理の精度向上につながります。
人手不足が深刻化する中、必要な人員を集めるには、外国人人材の活用が重要です。そのなかで現場をスムーズに回すためには、こうした「紙業務の見直し」が重要です。スマホ一つで完結するAI活用は、特別なIT知識がなくても導入しやすく、今後の現場運営を考える上で有力な選択肢となりそうです。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000171615.html


