柱型 (はしらがた)とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

柱型 (はしらがた)

「柱型(はしらがた)」とは、壁から突き出して半面だけ見える柱のことです。建物の構造荷重を担わないものも含まれます。壁式構造の建物では柱がないことが一般的ですが、デザイン上、柱のように壁を突出させた部分を指します。西洋の古典様式であるピラスターも柱形の一例です。

類似の概念として梁形があります。これは天井から突き出した梁の部分や、梁を模した天井のデザインを指します。柱形はデザイン性だけでなく、鉄骨造では耐火被覆を施し、柱形で覆うこともあります。