現場溶接とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「現場溶接」とは、建設現場や構造物の組み立て現場などで直接、部品や構造体を溶接によって結合する作業を指します。これは、工場内での予めの溶接(工場溶接)とは対照的に、現場の状況や条件下で実施されます。

工場で予め溶接されることのできない、大きな部材や特殊な形状の部材を現場で結合する際に適しています。現場の状況や変更、調整に応じて溶接作業を行うことが可能です。例えば、設計変更や現場の条件による微調整が必要な場合などが挙げられます。

現場溶接は品質の確保が非常に重要です。そのため、溶接後には目視検査、非破壊検査などの方法で溶接部の品質を確認する作業が行われます。