フラットデッキ 施工とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「フラットデッキ」とは、一般的には、コンクリートのスラブ(板状の部分)を鉄筋コンクリート造りの建物の中間階において、天井をフラット(平ら)に仕上げる工法を指します。フラットデッキの採用によって、伝統的なビームを使用しないで天井の平坦な表面を得ることができ、それにより、天井の高さを確保できるのが主なメリットとなります。

フラットデッキ施工の主な特徴として以下の点が挙げられます:

平滑な天井:ビームを使用しないため、室内の天井が平坦になり、デザイン上の自由度が増します。

天井高の確保:ビームの下部を省略することで、天井高を確保することができ、室内空間が広がる感じとなります。

配管・設備の配置の自由度:フラットな天井下部となるので、エアコンダクトや照明、その他の設備を配置する際の自由度が増します。

工期の短縮:伝統的な鉄筋コンクリート造りに比べて、フラットデッキの施工は一般的に工期の短縮が期待できます。

効率的なエネルギー利用:フラットデッキの使用によって空調の効率が向上する可能性があります。天井が高いと熱の上昇や冷気の層化が発生しやすくなるため、適切な設計が必要です。

フラットデッキ施工は、近年の建築デザインのトレンドや、効率的な空間利用を求めるニーズに応えるために広く採用されています。しかし、設計や施工の際には、適切な強度や耐震性を確保するための詳細な計算や検討が必要です。