コンクリートポップアウトとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

ポップアウト現象とはコンクリートの劣化現象の一つで、コンクリート表面が薄い円錐状の皿のように剥離する現象です。コンクリート生成時に吸水性の高い骨材が含まれる場合や黄鉄鉱などの粒子が含まれて内部の膨張圧が高まることで発生します。

ポップアウト自体は表面で発生するものであるため、コンクリートの強度には微力な影響しか与えません。しかし、それが鋼材の腐食につながる原因となるため、耐久性に関する問題を引き起こす可能性があります。