複合単価とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

建設業界における「単価」とは、特定の作業や資材の単位あたりの価格を指す言葉です。たとえば、ある種類のコンクリートの施工にかかる1立方メートルあたりの費用や、特定の作業の1時間当たりの人件費などが「単価」として設定されます。

複合単価方式は、建設業界で用いられる工事評価の方法であり、複数の工事項目を一括して単価と作業量に基づいて価格を算出する方式です。建築や道路工事などでは、様々な工事項目があり、それらを単純化して見積もりや予算管理を行うために利用されます。

たとえば、コンクリートの打設や配管工事、電気工事、内装工事などが含まれ、これらを統合的に評価して全体の価格を導き出します。これにより、見積もりの簡素化や予算の効果的な管理が可能となります。