捨てコンクリート地業とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

捨てコンクリートは、栗石や砕石地業の上に打設されるコンクリートのことです。墨だしや位置の確認に利用されます。構造的には耐力に影響を与えないため、通常180kg/m3の軽量なコンクリートが使用されます。

地面に墨を打つことが難しい場合、約3cmの捨てコンクリートが使用され、墨出しを行うことで建物の通り芯や基礎の正確な位置を確保します。捨てコンクリートは位置情報の共有や施工の正確性向上に寄与し、墨出し作業の一環として重要な役割を果たしています。