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鋼管や塩ビ管、パイプなどを切断できる工具がパイプカッターです。パイプカッターには電動、手動の違いを含め様々な種類があるため、はじめてパイプカッターを選ぶ方はどのパイプカッターを選べばよいか迷うこともおおいのではないでしょうか？そこで今回はパイプカッターの選び方やおすすめのパイプカッターを詳しく解説します。
パイプカッターの選び方
まずはパイプカッターの選び方を解説します。パイプカッターには様々な種類があるため、用途に合わせたモデルを選ぶ必要があります。パイプカッターは下記の観点で
- 種類から選ぶ
- 切断できる素材から選ぶ
- 刃の枚数から選ぶ
- 切断できるサイズから選ぶ
- グリップの握りやすさから選ぶ
種類から選ぶ
パイプカッターには、回転式とラチェット式の2種類があります。下記でパイプカッターの2つの種類について解説します。
回転式
回転式パイプカッターは少ない力でパイプを切断できるのが特徴です。回転式パイプカッターは、ローラーと円形のブレードが上下に配置されており、カッターをパイプの周りで回転させることで切断する仕組みです。
カット前に目印となる切り込みを入れさえすれば、大きな力要らずで切断できる点がメリットです。多くのパイプカッターは回転式を採用しており、メジャーな種類の1つです。
ラチェット式
ラチェット式のパイプカッターはハサミを扱う感覚でパイプを切断できます。回転式と異なり、カッターをパイプ周りで回転させるのではなく、ハサミのように刃を往復させることで素材を切断します。ラチェット式パイプカッターはカッター自身を回す必要がないため、閉所などでの作業に適しています。
切断できる素材から選ぶ
パイプと一口に言ってもその素材は様々です。パイプカッターはそれぞれ得意としている素材が異なるため、素材に対応したモデルを選ぶことが重要です。続いてパイプの素材の種類について解説します。
ステンレスや真鍮
ステンレスや真鍮は硬い素材です。ステンレスや真鍮などを切断可能なパイプカッターであれば、たいていの素材をカットできます。用途が特に決まっていない場合は、ステンレスや真鍮などに対応したパイプカッターを選びましょう。
塩ビ
塩ビ素材を切断したい場合は塩ビに対応したパイプカッターを選びましょう。塩ビ素材に対応したパイプカッターにはラチェット式が多いことも特徴です。
刃の枚数から選ぶ
パイプカッターを選ぶ際には刃の枚数にも着目しましょう。続いてパイプカッターの刃の枚数の特徴について下記で解説します。
1枚刃
1枚刃のパイプカッターはコンパクトなサイズが特徴です。携行性に優れており、価格がリーズナブルな点も1枚刃のパイプカッターのメリットです。
4枚刃
4枚刃のパイプカッターは刃の枚数を増やすことによって、より素早く効率的にカットができます。パイプを挟む刃を増やすことによって素早いカットができますが、1枚刃のパイプカッターよりも重量が大きい、値段が高いといったデメリットもあります。
切断できるサイズから選ぶ
パイプカッターはモデルごとに切断できるパイプのサイズが異なります。切断したい素材のサイズに合わないパイプカッターを使用すると、カッターと素材の両方が破損する危険性があります。切断したい素材のサイズが特に決まっていない場合は、幅広い外径に対応したモデルを選びましょう。
グリップの握りやすさから選ぶ
パイプカッターで素材を切断する際には握り手であるグリップの握りやすさも判断材料にしましょう。パイプカッターは回転させる回転式もあるため、とりわけグリップの握りやすさが重要です。なかにはグリップ部分に滑り止めをつけたものもあるため、モデル選びの際に参考にしてみてください。
パイプカッターおすすめランキング15選！
続いてパイプカッターのおすすめランキング15選をご紹介します。ここまで解説したように、パイプカッターには様々な種類があります。多くのモデルを紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
1.SK11 パイプカッター 切断能力 PC-32
価格：1,352円
切断できる素材：銅管、アルミ管、真鍮管、塩ビ管、薄肉ステンレス管
切断できるサイズ：4~32mm
サイズ：20.4 x 9.3 x 4 cm
重さ：300 g
簡単な説明
SK11パイプカッターは銅管やアルミ管、真鍮管、塩ビ管、薄肉ステンレス管など幅広いパイプを切断できるパイプカッターです。SK11は切りくずを出すことなく素材をカットできるほか、薄肉ステンレス管を切断可能です。また面取りカッターが付属しているため、パイプの内側の面取りができる点も特徴です。
2.GreenGee パイプスパッとカッター PC-01
価格：999円
切断できる素材：銅管、アルミ管、ステンレス管、塩ビ管
切断できるサイズ：3-35mm
サイズ：18 x 8.9 x 3.3 cm
重さ：230 g
簡単な説明
GreenGeeパイプスパッとカッターPC-01は直径3〜35mm、厚さ3mmまでカット可能なパイプカッターです。配管工事をはじめとして、物干し竿や自転車のシートポスト、イレクターのサイズ調整、不用なものの処分など幅広い用途に使えます。ブレードの素材には純タングステンを使用しており、切れ味にも定評があります。
3.LIBRATON パイプカッター
価格：3,198円
切断できる素材：銅・真鍮・鉄・アルミ・金属管・厚肉塩ビ管・薄肉ステンレス鋼管
切断できるサイズ：5～50ｍｍ
サイズ：24 x 2.5 x 13 cm
重さ：550 g
簡単な説明
LIBRATON パイプカッターは、ボディには高強度アルミ合金材質を、刃先には刃先は超硬SKD材質を使用したパイプカッターです。ボディは耐久性、耐腐食性に優れ、刃先は切れ味と強靭性を両立しています。こちらのパイプカッターには安定性を高める6つの幅広ローラベアリングが付属しています。カットの際にパイプの安定性が高まるため、安全かつ高速でのカットが可能です。また面取りバーも付属しています。カット後に手間のかかる面取りやバリ取り作業が手軽にできます。
4.SK11 パイプカッター PC-22
価格：907円
切断できる素材：銅管、アルミ管、真鍮管、塩ビ管、薄肉ステンレス管
切断できるサイズ：3~22mm
サイズ：11.4 x 8.5 x 3.5 cm
重さ：120 g
簡単な説明
SK11パイプカッター PC-22はコンパクトで狭い場所でのカットがしやすいパイプカッターです。対応素材は銅管、アルミ管、真鍮管、塩ビ管、薄肉ステンレス管と幅広く、面取りリーマによってパイプ内側の面取り作業ができる点も特徴です。また、切断素材に応じて適宜適合替刃PSB-1(銅管用)、適合替刃PSB-2(ステンレス鋼管用)の切り替えが可能です。
5.LIBRATON 塩ビカッター
価格：2,380円
切断できる素材：塩ビ管、ポリエチレン管、ゴム軟管
切断できるサイズ：42mm
サイズ：24 x 3.5 x 8.2 cm
重さ：430 g
簡単な説明
LIBRATON塩ビカッターは塩ビ管、ポリエチレン管、ゴム軟管などの様々なプラスチックパイプやゴムチューブを切断できるパイプカッターです。ラチェットドライブ技術、アーチ角設計によって、パイプを切断する時に大きな力を使わずに切断できる点が特徴です。また人間工学に基づいて設計されたスプリング式ハンドルは、優れたグリップ力を発揮し、約 5〜20秒以内にパイプを切断できます。ブレード交換はワンタッチで可能で、他のツールを使用することなく10秒以内で交換ができます。
6.WORKPRO パイプカッター
価格：1,380円
切断できる素材：真鍮・銅・アルミ、塩ビ
切断できるサイズ：直径3~32mm、銅管・真鍮管・アルミ管・塩ビ管2mm
サイズ：14 x 6 x 4 cm
重さ：270 g
簡単な説明
WORKPROパイプカッターは銅管・真鍮管・アルミ管・塩ビ管などの切断ができるパイプカッターです。高品質なローラーを搭載した回転式のパイプカッターで、ストレスなく素材のカットが可能です。ボディー材質は亜鉛合金、ブレード 材質は合金鋼とコンパクトながら耐久性にも優れています。
7.高儀(Takagi) GISUKE ラチェット式 パイプカッター RPC-400
価格：3,541円
切断できる素材：スチール・銅・真鍮・アルミ・塩ビ
切断できるサイズ：直径6~28mm、最大肉厚3mm
サイズ：24 x 9.6 x 4.9 cm
重さ：393.99 g
簡単な説明
高儀(Takagi) GISUKE ラチェット式 パイプカッター RPC-400はヘッドの着脱が可能なラセット式パイプカッターです。ヘッドの着脱ができ、閉所での作業に適しています。また自動で切り込みを入れるオートマチック機構を搭載しており、直径6~28mmのパイプに最大肉厚3mmまで切断可能です。
8.MCC エンビカッタ VC-42ED VC-0342
価格：3,982円
切断できる素材：塩ビパイプ
切断できるサイズ：直径42mm
サイズ：調査中
重さ：420 g
簡単な説明
MCCエンビカッタVC-42EDVC-0342は塩ビパイプをカットできるパイプカッターです。切りくずを出さないクリーンカットができるほか、片手でのワンタッチオープン機能、面取り機能を備えています。
9.コモライフ パイプスパッとカッター パイプカッター
価格：1,688円
切断できる素材：鉄、ステンレス、銅、真鍮、塩ビ
切断できるサイズ：直径5~50mm
サイズ：27.2 x 11 x 3.6 cm
重さ：385 g
簡単な説明
コモライフパイプスパッとカッターパイプカッターは物干しざおなど不要になったパイプ材のカットに適したパイプカッターです。太くて握りやすいハンドルや面取り機能など切断に便利な機能を一通り揃えています。また、本体重量が約385gと重みがあるため、力を入れやすい仕様です。
10.高儀(Takagi) 単管・足場パイプカッター GISUKE TPC-100
価格：2,773円
切断できる素材：ステンレス・スチール・銅・真鍮・アルミ・塩ビ
切断できるサイズ：直径16~50mm、最大肉厚4mm
サイズ：28.3 x 14.6 x 3.9 cm
重さ：630 g
簡単な説明
高儀(Takagi) 単管・足場パイプカッターGISUKE TPC-100は、ステンレス・スチール・銅・真鍮・アルミ・塩ビなど様々な素材の切断に対応したパイプカッターです。直径16~50mm、最大肉厚4mmをカットできるHSS刃が特徴で、ステンレスなどの硬い素材も簡単に切断できます。また、バリ取りナイフを内蔵しているため素材の加工にも適しています。
11.EZARC パイプカッター ステンレス用
価格：2,780円
切断できる素材：銅管、アルミ、真鍮、塩ビ、薄肉ステンレス鋼管、すべての軟質管
切断できるサイズ：直径4mm～32mm、肉厚2.5mm
サイズ：15 x 3 x 5 cm
重さ：380 g
簡単な説明
EZARCパイプカッターステンレス用は精密度に優れたSKD鋼を採用し、耐久性とカット効果を実現したパイプカッターです。ローラーベアリングはスラストベアリング送り機構を搭載することで、切断素材がしっかり固定されてスムーズにカットされます。また、大きな送りねじノブを回すことで、ツールを適切な位置に調整し、スムーズなカットを実現します。
12.lewaul パイプカッター
価格：995円
切断できる素材：銅管、アルミ管、ステンレス管、塩ビ管
切断できるサイズ：直径：3～35mm、厚さ3mm
サイズ：20 x 12 x 3.1 cm
重さ：230 g
簡単な説明
lewaul パイプカッターは配管工事や物干し竿、自転車のシートポスト、イレクターなど様々な用途に使用可能なパイプカッターです。本体は高強度アルミニウム合金、表面はクロムメッキ加工されており、長期間の使用に耐える設計が特徴です。
13.新潟精機 SK パイプカッター PC-S
価格：1,036円
切断できる素材：銅、鉛、鉄、アルミ、塩ビ管
切断できるサイズ：直径3.0mm～16.0mm、厚さ2.5mm
サイズ：10 x 4.6 x 2.9 cm
重さ：110 g
簡単な説明
新潟精機SKパイプカッターPC-Sは小型で配管内など閉所での切断作業に最適のパイプカッターです。新潟精機ではSKというオリジナルブランドを展開しており、高密度、優れた機能、堅牢性の3点に優れたパイプカッターを提供しています。
14.コジット 廃棄物パイプカッター
価格：2,178円
切断できる素材：鉄、ステンレス、銅、アルミ、真鍮
切断できるサイズ：直径6～42mm
サイズ：21 x 11.5 x 3.5 cm
重さ：253.8 g
簡単な説明
コジット廃棄物パイプカッターは不要になった物干し竿などのゴミ処理の強い味方となるパイプカッターです。対応サイズは直径6〜42mmと幅広く、ハンドルをまわしてカットできる回転式を採用しています。切断面が滑らかになるため、カット後の処理にも手間がかかりません。
15.イチネンアクセス Strong Tool 配管工具 パイプカッター
価格：お問い合わせ
切断できる素材：ステンレス・スチール・銅・真鍮・アルミ
切断できるサイズ：直径4~28mm、厚さ2mm
サイズ：19.8 x 9.8 x 3.7 cm
重さ：213.19 g
簡単な説明
イチネンアクセスStrong Tool配管工具パイプカッターはステンレス・スチール・銅・真鍮・アルミのパイプを切断できるパイプカッターです。切断可能サイズは直径4〜28mmと幅広く、専用替刃、パイプリーマーも付属しています。
パイプカッターを使うときのコツ
続いてパイプカッターを使うときのコツについて解説します。パイプカッターを使う際には下記の点に気をつけてみましょう。
- 滑り止めつきの軍手を使う
- 仮切りの溝をつける
- 防音対策を行う
滑り止めつきの軍手を使う
パイプカッターを使うときには、安全面と作業効率のために滑り止めつきの軍手を装着しましょう。パイプは円形で滑りやすい素材です。
回転式、ラチェット式ともにパイプを握って作業をするため、素早く安全にカットを行うためにも滑り止めつきの軍手があると便利です。
仮切りの溝をつける
パイプカッターを使うときには、切断の目印となる仮切りの溝をつけましょう。
パイプを切断する際には、目印として切断の線を描きますが、その切断線に仮切りの溝を付けることでカットがしやすくなります。
防音対策を行う
パイプカッターを使う際には防音対策にも気を使いましょう。パイプの切断音だけではなく、パイプを落としてしまった際には大きな音が出てしまいます。パイプの真下にタオルなどのクッションを置いて、騒音対策を行いましょう。
【まとめ】用途に合うパイプカッターを選び作業効率を向上させよう！
今回はパイプカッターについて、選び方やおすすめのパイプカッターをご紹介しました。パイプカッターには様々な種類があるため、自身の用途に合ったパイプカッターを選ぶことが何よりも重要です。ぜひ今回の記事を参考にして、ご自身に最適なパイプカッターを選んでみてください。
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