軟水装置 仕組みとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

軟水装置とは、硬水中のカルシウムとマグネシウムを取り除くために使用される装置です。これらの成分をイオン交換樹脂を介してナトリウムイオンと交換して軟水化します。

硬水中の成分が結晶化し、スケールとなることでボイラーの伝熱効果低下や配管の詰まりの原因となります。硬度は水中のカルシウムとマグネシウムの含有量を示し、1mgを1度としています。WHOの基準では、120mg/L以下を軟水、120mg/L以上を硬水と定義しています。

軟水装置はイオン交換樹脂、充てんタンク、再生用食塩タンク、制御用コントローラー、自動バルブで構成されます。