トラス式構造とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「トラス構造」とは、部材に引っ張りと圧縮の軸力のみが発生するように組み立てられた構造です。
三角形を基本単位とし、ピン結合した集合体で構成されます。

主な材質は木材や鋼鉄で、大規模な建築物では鋼鉄がよく使われます。
ピン結合のため部材に曲げ力がかからず、形状が安定します。

トラス構造は小屋組やトラス橋、鉄塔などの構築物に使われ、東京タワーが代表例です。
軽量で曲げに強いため、三次元構造のドームや耐震化の補強手法など幅広い用途で活用されています。