河川敷とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「河川敷」は、河川の両岸に広がる平坦な地域を指す言葉です。具体的には、水の流れが広がったときにその範囲内に入る土地のことを言います。河川敷は性質上、洪水や浸水のリスクが高くなるため、この地域での建築や利用にはさまざまな制限が設けられることが多いです。駐車場やスポーツ施設といったカタチで活用されるケースもあります。

河川敷は主に「本流敷」と「氾濫原」の2つに分けられます。本流敷は、通常の流れが存在する場所を指し、氾濫原は、洪水などの時にのみ水が広がる部分を指します。河川敷は、洪水の際に水を一時的に保持する役割も果たします。このため、河川敷を適切に保全することは、周辺地域の洪水リスクを低減するためにも重要です。