lngプラントとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

LNG(Liquefied Natural Gas)は、メタンを主成分とする液化天然ガスです。埋蔵量が豊富で排出量が少ないため、世界的に需要が高まっています。特に日本では、2011年の福島原発事故後、電力不足への対応策としてLNG火力発電が注目されています。

LNGプラントは、ガス田から取り出された天然ガスから不要物や環境汚染物質、水分などを取り除き、冷却して液化する施設です。天然ガスを-162℃以下に冷却することで、気体時の体積を約1/600に減少させ、効率的な輸送や貯蔵が可能となります。