入隅出隅とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

建築や建設において、壁や柱の角部分に関連する用語として「入隅」と「出隅」があります。これらは、壁や柱の接続の形状を表す言葉です。

入隅 (いりすみ):
壁や板などの2つの面が内側で出会う部分のことを指します。その部分が内側に凹んでいる構造またはその稜線を表します。このような2つの面が出会う部分を入隅や出隅と呼びます。入隅や出隅を取り入れた設計は、木造の在来工法に適しています。

出隅 (ですみ):
2つの壁や板が出っ張った隅(角)のことです。建築現場では測定基準点から出隅までの距離を測定する際に使用されます。また、タイルを貼る場合にも基準点から入隅や出隅までの枚数などを職人同士で伝え合う際に利用されます。