フーチングとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「フーチング」とは、布基礎の底辺部分を指し、T字型の鉄筋コンクリートが連続して設けられた基礎です。立上りの幅は120㎜以上で、立ち上りの高さは地面から400㎜以上確保されます。

標準的なフーチングの幅は450㎜で、厚さは150㎜以上、根入の深さは240㎜です。寒冷地では凍結深度よりも深くする必要があります。

フーチングにより、基礎全体を水平に安定させ、地盤の支持力を増強し、基礎の沈み込みを防止できます。さらに、床下全体に防湿シートやコンクリートを敷くことで、地下からの湿気を遮断することができます。