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「余剰汚泥(よじょうおでい)」とは、廃水処理施設で増えすぎた活性汚泥の塊です。産業廃棄物としてかなりの容積を占めているた、容積の削減が重要な課題となっています。活性汚泥法による汚水処理においては、活性汚泥が増えすぎると余剰汚泥として取り除かれます。余剰汚泥は水よりも重く沈殿してしまうため、定期的に取り除かれます。処理場内で脱水や焼却を経て処分されますが、有機分が高く、水分を多く含んでいるため脱水が難しく、焼却処分も困難です。そのため、余剰汚泥の削減に向けた設備や技術の開発が注目されています。