コールドジョイントとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

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「コールド・ジョイント」とは、コンクリートの打ち継ぎ部位で生じる問題を指します。コンクリートを打ち継ぐ際には、時間が開きすぎないように注意する必要があります。

時間が経つと、コンクリートの硬化が始まり、打ち継ぎ部位が一体化できなくなるためです。コールド・ジョイントが形成されると、不連続な面が生じ、脆弱な部分を作り出し、ひび割れを引き起こす可能性があります。

これにより、構造的な耐力が低下し、水密性も損なわれ、漏水の原因となります。コールド・ジョイントの発生には、コンクリートの配合や環境温度、養生方法、打ち込みなど、複数の要因が関与します。予防策としては、打設間隔を短くし、バイブレーターの締め固め方法に注意することが重要です。