ビス打ち機おすすめランキング7選!選び方やメーカーを解説

ビス打ち機 おすすめ

数多くのボードを貼る必要がある内装工事では、電動工具の有無でかなり時間の違いが生じます。作業効率性を高める電動工具の1つは、ビス打ち機です。

ビス打ち機とは何か、どのような種類やメーカーがあるのか気になる方もいるのではないでしょうか。今回は、選ぶ際に役立つビス打ち機おすすめランキング7選もご紹介します。

ビス打ち機とは

ビス打ち機とは、電動でビス(小ねじ)を打ち込んだり締めつけたりする工具です。ビス打ち機本体をエアコンプレッサーに接続し、空気圧を利用してビスを打つという仕組みになっています。そのため、ビス打ち機本体とエアコンプレッサーの両方が必要です。
ビス打ち機の用途や似ている他の電動工具についても確かめておきましょう。

ビス打ち機の用途

ビス打ち機を主に使用するのは、天井や床、壁などにボードを貼る作業時です。1つの部屋だけでも必要なボードの枚数は数十枚に上ります。部屋数や広さなどにより増減するものの、ボードを手動で貼るとすれば膨大な時間を要します。

ビス打ち機は、作業効率を高めるために必要な工具です。ねじ打ち機やターボドライバーと呼ばれることもあります。

似ている工具との違い

ビス打ち機と間違えやすい工具には、釘打ち機やフィニッシュネイラー、ピンネイラーなどがあります。
なかでも、釘打ち機はコイル状の連結釘を使用する点で見た目が似ています。しかし、釘打ち機は釘専用で、垂直方向のみ力が加わり回転方向には力が加わりません。設計や用途が異なり互換性がないためきちんと確認しましょう。

ビス打ち機の選び方

ビス打ち機を選ぶ際に覚えておきたい注意点があります。行いたい作業内容に適したものを選ばなければ、せっかくビス打ち機があっても役に立たない結果になりかねません。

主な注意点は、圧力の種類や対応ビス、重量や本体サイズなどです。販売メーカーによっても特徴が変わります。下記項目より違いを押さえておきましょう。

種類から選ぶ

多くの建設現場で使用されているビス打ち機は、エアコンプレッサーに接続し圧縮した空気圧を利用するエアー式です。
しかし、電動式のビス打ち機も販売されており、それぞれに長所と短所があります。作業内容や場所、作業時間などにより向き不向きがあるため、通常行う作業現場を想定しながら適したものを選びましょう。

エアー式

エアー式は、高圧用と常圧用の2種類に分けられます。見た目はほとんど変わりません。高圧用とは、1.2~2.3Mpaで用いられ、ハイパワーで安定した打ち込み力が特徴です。

常圧用は、0.39~0.83Mpaで用いられ、エア消費を抑えられるため長時間使用に向いています。それぞれに適応したエアコンプレッサーを選ぶことが必要です。

電動式

電動式のビス打ち機にも、エアー式同様コイルビスを装填できるものがあります。作業速度はエアー式にさほど劣ることはなく、本体重量面でも大きな違いはありません。

エアー圧の強弱に左右されないため、比較的安定したパワーを期待できます。加えて、エアーコンプレッサーが不要なため、初期費用を抑えたい方におすすめです。

対応ビスから選ぶ

各ビス打ち機は、使用可能なビスの全長が決められており、対応範囲外のビスは打ち込めないため注意しましょう。

対応ビスの全長は、大きく分けると28~51/25~41/25~32(mm)の3パターンに分けられます。例えば、短めのビスしか使用しないことがあらかじめ分かっていれば、小型で持ち運びしやすいビス打ち機を選べます。

重さから選ぶ

効率的な作業を行うためには、本体の重量にも着目するようにしましょう。重量の差は、数百グラムとはいえ疲労度に影響を及ぼします。特に天井のボード貼りなど、上向きでの作業を広い範囲で行う場合には重量が作業効率を左右する大きな要素です。

対応ビスにより本体重量が変わったり、メーカーによって若干差があったりします。

サイズから選ぶ

広い作業現場では、本体サイズはさほど気にならないかもしれませんが、隅打ちや狭い場所での作業ではサイズ感が気になります。本体サイズが大きいゆえに打ちづらく、作業効率が下がる可能性があるためです。

メーカーごとに出されている長さ/高さ/幅のサイズ表を確認しつつ、現場での作業風景を想定して選ぶようにしましょう。

機能性から選ぶ

近年販売されているビス打ち機には、使い勝手の良さを追求した機能をつけているものが増えてきました。

例えば、ビス残量お知らせ・簡単ビット交換・カムアウト低減・単発/連続自動切替などの機能があります。DTSN(JIS規格)ねじに対応しているかも着目したい点の1つです。重視したい機能をチェックしてみましょう。

ビス打ち機のメーカー

現時点でビス打ち機を販売している国内メーカーは、マックス・ハイコーキ(HIKOKI)・マキタの3社です。どれも信頼性が高い有名な企業で、本体重量や対応ビス、付帯している機能性などはメーカーごとに特徴があります。

各メーカーの特徴を把握して、自社の作業で重視したい条件と照らし合わせて検討してみましょう。

マキタ

マキタは、職人であれば大抵の人が知っている知名度が高い総合電動工具メーカーで、国内のみならず海外にも数多く展開しているグローバルブランドです。

縦型マガジンを採用しているビス打ち機は、特にコンパクト機種の使い勝手が高く評価されています。また、電動式のビス打ち機も販売しています。しかも重量はエアー式とさほど差がありません。

マックス

マックス(MAX)は、国産初の小型ホッチキスを開発した会社として名が知られています。文具やオフィス機器で有名なメーカーですが、建築・建設工具の分野でも定評があります。

エア工具に対する信頼度は高く、実績も豊富です。ビス打ち機は「ねじ打機ターボドライバ」として販売されています。対応ビスが幅広く、豊富なラインナップから選べるのが魅力です。

ハイコーキ

ハイコーキ(HIKOKI)は、以前はHITACHIの名称で親しまれていた電動工具・エア工具のメーカーです。日立グループの技術力を継承し、使いやすさや美しさを追求しています。

「ねじ打機」の名で販売しているビス打ち機は、木と鋼製の2種類の下地用を展開しているほか、スピード優先と仕上がり優先の両モデルを販売しています。

ビス打ち機おすすめランキング7選!

各メーカーの製品情報を見ていると、それぞれ技術が高く工夫が見られる製品が販売されています。そのため、どれが自分には使いやすいのか悩むという人も多いのではないでしょうか。
下記項目では、色々な情報を元にピックアップしたビス打ち機おすすめランキング7選をご紹介します。ビス打ち機を選ぶ際に参考にしてみてください。

1.マキタ(Makita) 高圧エア釘打 赤 AN636H

価格:71,680円(税込)
種類:エアー式 高圧(1.18~2.26Mpa)
対応ビス:32~65/26~65mm
サイズ:長さ284×幅125×高さ302(mm)
重さ:4.6kg(質量2.1kg)
従来モデルより内部構造や材質などを見直し、高耐久性を追求したタフでコンパクト設計です。新スパイクスリムノーズ採用によりピンポイントで狙いやすく、どの角度でも滑りにくい全集スパイク形状となっています。

2.HiKOKI(ハイコーキ) 高圧ねじ打機 ハイスピードモデル WF4HS

価格:63,503円(税込)
種類:エアー式 高圧(1.76~2.26Mpa)
対応ビス:25~41mm
サイズ:長さ292×幅119×高さ298(mm)
重さ:4.14kg
打込み諸元の見直しにより実現した打ち込みスピードは、トップクラスを誇ります。低反動設計ゆえに軽い押つけでも安定したねじ締め作業が可能です。他にも、オイル飛散低減構造やらくらくマフラ交換などうれしい機能がついています。

3.マックス(MAX) 常圧ターボドライバ TD-341G4

価格:70,524円(税込)
種類:エアー式 常圧(0.6~0.8Mpa)
対応ビス:25/28/32/41mm
サイズ:長さ270×幅116×高さ312(mm)
重さ:質量1.8kg
下地に応じて最適なねじ締めスピードを変更できる打込力切替は便利です。独自の垂直バンパ搭載により、ビットとねじ穴のカムアウトを低減してくれます。DTSNビスでもしっかり垂直に打ち込めます。

4.マキタ(Makita) 充電式オートパックスクリュードライバ FR451DZ


価格:34,622円(税込)
種類:充電式
対応ビス:25~41mm
サイズ:長さ342×幅90×高さ342(mm)
重さ:2.39kg
充電式としては業界初のコイル連結ビス対応タイプです。エアー式に劣らない高速回転で、ボードと下地をしっかり締め込み固定します。低騒音かつバッテリー消費の省エネ設計のため、気持ち良く作業できます。

5.マックス(MAX) 高圧接続ターボドライバ HV-R41G4

価格:97,459円(税込)
種類:エアー式 高圧(1.8~2.3Mpa)
対応ビス:25/28/32/41mm
サイズ:長さ300×幅116×高さ312(mm)
重さ:1.9kg
マックス独自の技術「垂直バンパ」搭載によりねじホールド力がアップしています。カムアウトしやすいDTSNねじもスムーズに打ち込むことが可能です。下地に合わせて変更できる打込力切替機能もついており、手直し作業が少なく作業効率が上がります。

6.マックス(MAX) ねじ打機 ターボドライバ HV-R41G3-G FS95390


価格:65,998円(税込)
種類:エアー式 高圧(1.8~2.3Mpa)
対応ビス:25/28/32/41mm
サイズ:長さ300×幅116×高さ279(mm)
重さ:4.1kg(質量1.8kg)
木下地専用に特化し、低反動を実現した新エアシーケンス方式(打込力方式)の浮かせ打ち機構を採用しています。この機構により、単発打ちのまま引きずり打ちが可能です。

7.HiKOKI(ハイコーキ) 高圧ねじ打機 WF4HS(CB)


価格:73,638円(税込)
種類:エアー式 高圧(1.76~2.26Mpa)
対応ビス:25~41mm
サイズ:長さ292×幅119×高さ298(mm)
重さ:4.2kg
前述のランキング2で紹介したハイスピードモデルの特別限定色セームブルー(CB)です。凛々しいイメージの青で、通常の気品を感じるゴールドとは雰囲気がひと味異なります。台数限定生産のため在庫切れのショップがあります。

【まとめ】自社の用途に合わせたビス打ち機を選び作業を効率よく進めよう!

内装工事などでボード貼りを効率的に行うためには、ビス打ち機が欠かせません。ビス打ち機には、エアー式と電動式があります。エアー式にはエアコンプレッサーも必要です。
対応ビスや下地など、購入前に確認しておく項目が幾つかあります。今回のビス打ち機おすすめランキングを参考に、自社の用途に合わせて選んでみましょう。

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