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強力な風を送る電動工具であるブロワーには、電源方式や機能によって様々な種類があります。ブロワーを購入する前に風速・風量や静音性を確認することが大切です。マキタやハイコーキといった有名メーカーのブロワーであれば、安心して使い続けられるでしょう。本記事では、ブロワーの種類、メーカー、おすすめ15選を解説します。
ブロワーとは
ブロワーは、強力な風を送る電動工具です。ブロワーによって、掃き掃除の難しい落ち葉、砂、水滴などを吹き飛ばせます。アスファルトやタイルの細かい隙間、窓のサッシも簡単に掃除できるでしょう。片手で扱える小型のものから、背負って使う大型のものまで様々な種類があります。ごみを吹き飛ばすだけでなく吸引できるブロワーもあります。
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ブロワーの選び方
ブロワーを選ぶ際には、以下の項目を確認しましょう。
- 風速・風量から選ぶ
- 電源方式から選ぶ
- 種類から選ぶ
- 静音性から選ぶ
- 機能性から選ぶ
それぞれの内容を解説します。
風速・風量から選ぶ
ブロワーを選ぶ際には、風速・風量を確認しましょう。風速はm/秒やkm/時で表され、単位時間当たりに動かせる空気の距離を示します。風量は、1分間で動かせる空気の体積を表します。風量の単位は㎥/分です。風速・風量が大きいほど、多くの落ち葉や砂を簡単に吹き飛ばせます。ただし、一般的に風速・風量が大きいほど重量が重いので、用途に合わせて選びましょう。
電源方式から選ぶ
ブロワーには様々な電源方式があります。用途に合わせて選びましょう。
- バッテリー式
- コード式
- エンジン式
それぞれの特徴を解説します。
バッテリー式
バッテリー式は、充電して使うタイプのブロワーです。コンセントがない屋外でも使用できます。コードがないので、様々な場所で移動して使うことにも向いています。ただし、バッテリーの残量を気にしながら使わなければなりません。
バッテリーを搭載している分だけ重量が重いことも欠点です。また、一般的にコード式やエンジン式のほうが風速・風量が大きい傾向にあります。
コード式
コード式は、電源コンセントにコードをつないで使うタイプのブロワーです。コンセントがあれば、長時間使い続けられます。バッテリー式やエンジン式よりも軽量で扱いやすいこともメリットです。
また、コード式は他の方式よりも安価な傾向にあるので、出費を抑えたい人にも適しています。ただし、移動時に電源コードを煩わしく感じるかもしれません。
エンジン式
エンジン式は、搭載されているエンジンによって駆動するタイプのブロワーです。近くに電源コンセントがなくても利用できます。
風速・風量が大きいので、主に業務用として販売されています。ただし、専用のオイル燃料が必要です。風速・風量が大きい分、振動や駆動音も大きめです。また、コード式やバッテリー式よりも高価な傾向にあります。
種類から選ぶ
ブロワーには、いくつかの種類があります。
- ハンディタイプ
- 背負タイプ
- ブロワバキュームタイプ
それぞれの特徴を解説します。
ハンディタイプ
片手で扱えるハンディタイプのブロワーは、いつでも気軽に使えます。作業の合間に掃除したいとき、掃き掃除が難しい奥まった場所を掃除したいときなどに活躍するでしょう。ただし、長時間使う際に腕が疲れやすいことがハンディタイプのデメリットです。また、小型な分だけ風速・風量が小さめなので、広範囲の掃除には向いていません。
背負タイプ
リュックのようにモーター部分を背負って使うブロワーもあります。長時間使っていても疲れにくいことが背負タイプのメリットです。肩パッドや腰ベルトが付属しているタイプであれば、より快適に扱えるでしょう。ただし、ハンディタイプのように気軽に使えないことが欠点です。風速・風量が比較的大きいので、振動や騒音も大きい傾向にあります。
ブロワバキュームタイプ
ブロワバキュームタイプは、空気を吹き出すだけでなく吸い込むことも可能です。送風機能によって集めたごみをそのまま吸い込んで回収できるので、掃除の手間を減らせます。落ち葉や小枝といったごみを細かく粉砕しながら吸い込んでくれるため、効率よく掃除できるでしょう。ダストバッグの容量が大きいほど、一度で多くのごみを回収できます。
静音性から選ぶ
ブロワーを選ぶ際には、静音性を確認しましょう。内蔵のファンが主な騒音源です。エンジン式の場合は、エンジンの大きな駆動音もあります。大きな音で作業を続けると、近隣住民から苦情が来るかもしれません。住宅街で使うことが多いのであれば、静音性が高いブロワーを選びましょう。静音タイプのブロワーでも大きな音が出るので、夜間の使用は控えてください。
機能性から選ぶ
トリガー固定機能のあるブロワーであれば、トリガーから指を離しても送風できるので、快適に長時間作業できます。付属ノズルが豊富なブロワーであれば、1つのブロワーで様々な場所を掃除できるでしょう。連続駆動時間を確認することも大切です。記載された時間を超えてブロワーを使うと、故障のリスクが高まります長時間使いたい人は、連続駆動時間が長いブロワーを選びましょう。
ブロワーのおすすめメーカー
ブロワーのおすすめメーカーは以下の3つです。
- マキタ
- ハイコーキ
- 京セラ(旧リョービ)
それぞれの特徴を解説します。
マキタ
「マキタ(Makita)」は、日本の電動工具メーカーです。海外展開にも力を入れており、世界中でマキタの電動工具が使われています。品質の高さに定評があり、長く使い続けられるでしょう。1つのバッテリーでマキタ製の様々な電動工具を駆動できることも特徴です。有名メーカーなので、手放すときも高く買い取ってもらえるでしょう。
ハイコーキ
電動工具メーカーの工機ホールディングス株式会社が展開する「ハイコーキ(HiKOKI)」もおすすめのメーカーの1つです。70年以上の歴史があり、世界中に多くのユーザーがいます。高品質で耐久性に優れています。「マルチボルト」シリーズであれば、1つのバッテリーでブロワーだけでなくグラインダーやドリルなどの電動工具も駆動可能です。
京セラ(旧リョービ)
「京セラ(旧リョービ)」もおすすめのメーカーです。2018年にリョービの電動工具部門が京セラのグループ会社である「京セラインダストリアルツールズ」に譲渡されました。譲渡後の京セラは、プロ向けから家庭用まで様々な電動工具を引き続き製造・販売しています。全国に営業所があり、アフターサービスも充実しています。
ブロワーおすすめランキング15選!
本記事がおすすめするブロワーは以下のとおりです。
- MUSFIT ブロワー 充電式 21V 1.5Ahバッテリ一
- HiKOKI(ハイコーキ) 14.4V RB18DC(NN)
- KIMO ブロワー 充電式 延長チューブ付き コードレス 20V
- VORAGA ブロワ 充電式ブロワー 大風量 コードレスブロワー
- 京セラ(Kyocera) 旧リョービ BL-3500 682756A
- マキタ UB185DZ
- マキタ(Makita) 充電式ブロワ 10.8V バッテリ・充電器別売 UB100DZ
- HiKOKI(ハイコーキ) 36V RB36DB(NNB)
- NEODIT ネオディット ブロワー 充電式ブロワー 日本語取扱説明書付き
- マキタ(Makita) ブロワ 無段変速 UB1103
- Abeden Mrupoo ブロワ ハンディブロワ HY-1010
- アルチザンツール 充電式ブロワー 黒 本体のみ
- slotam ブロワー 充電式 1台2役 充電式ブロワ
- ハスクバーナ・ゼノア エンジンブロワ125B 952715643
- GATCEPOT ブロワー 充電式 ベルト付 (本体のみ、バッテリー別売り)
それぞれの特徴を解説します。
1.MUSFIT ブロワー 充電式 21V 1.5Ahバッテリ一
価格:¥8,880(税込)
風速:-
風量:-
サイズ:30×15×17 cm
重さ:約2kg
簡単な説明
MUSFITの「CFJ2418」はバッテリー式のハンディタイプブロワーです。トリガーの引き方によって無段階に風速を変えられます。連続使用時間は10分間です。風を吹き出すだけでなく吸い込むことも可能なので、作業の合間の掃除に活躍するでしょう。専用のバッテリーが2つ付属しているので、片方を使ってブロワーを駆動している間に、もう片方を充電できます。
2.HiKOKI(ハイコーキ) 14.4V RB18DC(NN)
価格:¥9,104(税込)
風速:18V:最大95m/s、14.4V:最大79m/s
風量:18V:0~3.5㎥/min、14.4V:0~2.8㎥/min
サイズ:49×20.7×15cm
重さ:約1.8kg
簡単な説明
ハイコーキの「RB18DC(NN)」は、様々なバッテリーで駆動できるハンディタイプブロワーです。14.4V、18V、「マルチボルト」蓄電池の3種類のバッテリーで駆動できます。3段階の風量切替ボタンと、無段階風量切替トリガーが採用されており、様々な用途で活躍するでしょう。別売のダストバッグを取り付けて集塵することも可能です。
3.KIMO ブロワー 充電式 延長チューブ付き コードレス 20V
価格:¥10,990(税込)
風速:最大240km/h
風量:2.6㎥/min
サイズ:28×16.5×18cm
重さ:約1.9kg
簡単な説明
KIMOの「QM-6303」もバッテリー式ハンディータイプブロワーです。3段階の風量切替ボタンと、無段階風量切替トリガーが搭載されています。風の吹き出しと吸い込みの両方が可能です。延長チューブや3種類のノズルが付属しているので、様々な場面で役立つでしょう。バッテリーが2つ付属していることも利点です。
4.VORAGA ブロワ 充電式ブロワー 大風量 コードレスブロワー
価格:¥13,500(税込)
風速:最大260km/h
風量:2.8㎥/min
サイズ:36×21×19cm
重さ:1.7kg
簡単な説明
VORAGAの「FFJJ-011」もおすすめのバッテリー式ハンディータイプブロワーの1つです。無段階で風速を変えられます。吹き出しだけでなく吸い込みも可能です。フレキシブルホースやサッシノズルも付属しているので、奥まった場所の掃除にも活躍するでしょう。バッテリーが2つ付属しているので、片方を充電している間にもう片方でブロワーを駆動できます。
5.京セラ(Kyocera) 旧リョービ BL-3500 682756A
価格:¥10,300(税込)
風速:最大26.2m/s
風量:3.5㎥/min
サイズ:44.7×16.7×19.8cm
重さ:約1.7km
簡単な説明
京セラの「BL-3500」はコード式のハンディタイプブロワーです。コード式なので、充電を気にせず長時間使用できます。トリガーをロックするボタンがあるので、長時間の作業も快適です。吹き出しと吸い込みのどちらも可能です。別売のフレキシブルホースやロングノズルを取り付ければ、手が届きにくい狭い場所の掃除もできます。
6.【島道具オリジナルノベルティ付き】マキタ UB185DZ
価格:¥13,750(税込)
風速:最大98m/s
風量:3.2㎥/min
サイズ:51.7×15.6×21cm
重さ:約1.8kg
簡単な説明
マキタの「UB185DZ」はバッテリー式ハンディタイプブロワーです。風の吹き出しと吸い込みの両方ができます。同じバッテリーで、マキタ製のインパクトドライバや丸ノコなども駆動できます。マキタ製の電動工具を多く持っている人であれば、効率よく使えるでしょう。バッテリーと充電器は別売なので注意してください。
7.マキタ(Makita) 充電式ブロワ 10.8V バッテリ・充電器別売 UB100DZ
価格:¥12,540(税込)
風速:最大75m/s
風量:2.6㎥/min
サイズ:18.8×21.1×29.2cm
重さ:約1.4kg
簡単な説明
マキタの「UB100DZ」もバッテリー式のハンディタイプブロワーです。バッテリーを含めて1.4kgと軽量なので、どこでも気軽に使えるでしょう。吹き出しだけでなく吸い込みもできます。別売のブラシノズル、ワイパーノズル、フレキシブルホースを取り付ければ、様々な用途に活躍するでしょう。バッテリーと充電器は別売です。
8.HiKOKI(ハイコーキ) 36V RB36DB(NNB)
価格:¥18,370(税込)
風速:最大102m/s
風量:1.2㎥/min
サイズ:32.0×22.4×9.6cm
重さ:約1.4kg
簡単な説明
ハイコーキの「RB36DB(NNB)」は、「マルチボルト」バッテリー式のハンディタイプブロワーです。従来製品に比べて低騒音・低振動を実現しています。ハイコーキのマルチボルト式バッテリーに対応している他の電動工具も駆動可能です。風速を3段階で変えられます。弱モードであれば、1回の充電で約70分連続駆動できます。
9.NEODIT ネオディット ブロワー 充電式ブロワー 日本語取扱説明書付き
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BKQDZJ2B
価格:¥7,990(税込)
風速:最大280km/h
風量:3㎥/min
サイズ:30.3×19.3×17.2cm
重さ:1.16kg
簡単な説明
NEODITのブロワーは、1.16kgと軽量なバッテリー式ハンディタイプブロワーです。低・中・高の3段階で風速を変更できます。高速モードの場合、1回の充電で15分、低速の場合、1回の充電で40分の連続駆動が可能です。専用の急速充電器を使って1時間でフル充電できます。作業の合間時間で簡単な掃除をしたい人に向いているでしょう。
10.マキタ(Makita) ブロワ 無段変速 UB1103
価格:¥15,730(税込)
風速:最大110m/s
風量:4.1㎥/min
サイズ:20.3×21.9×37.3cm
重さ:1.95 kg
簡単な説明
マキタの「UB1103」は、コード式のハンディタイプブロワーです。吹き出し口が大きく、4.1㎥/minの大風量を実現しています。横向きでも下向きでも扱いやすいハンドルを採用しています。付属のダストバッグを取り付けて集塵することも可能です。別売のフレキシブルホースやサッシノズルを取り付ければ、様々な場面で活躍するでしょう。
11.Abeden Mrupoo ブロワ ハンディブロワ HY-1010
価格:¥2,699(税込)
風速:-
風量:2.3㎥/min
サイズ:20×21×23cm
重さ:1.08kg
簡単な説明
Abeden Mrupooの「HY-1010」は安価なコード式ハンディタイプブロワーです。風量は控えめですが軽量なので、電源コンセントがあれば気軽に使えるでしょう。安価ながらも、吹き出しだけでなく吸い込みも可能です。予備のカーボンブラシが付属しているので、長時間の使用で摩耗しても、交換して使い続けられます。
12.アルチザンツール 充電式ブロワー 黒 本体のみ
価格:¥4,580(税込)
風速:55m/s
風量:2.6m³/min
サイズ:30×15.5×15cm
重さ:1.1kg(バッテリーなし)
簡単な説明
アルチザンツールの「ATB01」は、マキタのバッテリーを取り付けて駆動できるバッテリー式ハンディタイプブロワーです。吹き出しと吸い込みの両方が可能です。ロック機能があるので、トリガーを引き続けることなく快適に長時間作業できます。軽量で手軽に扱えることも利点です。バッテリーと充電器は別売なので注意してください。
13.slotam ブロワー 充電式 1台2役 充電式ブロワ
価格:¥8,990(税込)
風速:-
風量:3m³/min
サイズ:48×19×10cm
重さ:1.1kg
簡単な説明
slotamの「CXJ」は、バッテリー式ハンディタイプブロワーです。バッテリー式ながらも軽量で扱いやすいので、気軽に掃除できるでしょう。吹き出しだけでなく吸い込みもでき、付属のダストバッグを取り付けて集塵可能です。バッテリーが2つ付属しているので、片方を充電しながらもう片方のバッテリーでブロワーを駆動できます。
14.ハスクバーナ・ゼノア エンジンブロワ125B 952715643
価格:¥20,827(税込)
風速:60m/s
風量:-
サイズ:37.9×20.7×34cm
重さ:4.26kg
簡単な説明
ハスクバーナ・ゼノアの「125B」はエンジン式のハンディタイプブロワーです。ハスクバーナ・ゼノア株式会社は、スウェーデンに本社がある農林・造園機械メーカーのハスクバーナのグループ会社です。歴史のあるメーカーなので、安心して使えるでしょう。エンジン式ならではの大きな風速・風量が魅力です。広範囲の掃除も快適に行えます。
15.GATCEPOT ブロワー 充電式 ベルト付 (本体のみ、バッテリー別売り)
価格:¥6,980(税込)
風速:80m/s
風量:9m³/min
サイズ:96×14×26cm
重さ:約2.1kg
簡単な説明
GATCEPOTのブロワーは、バッテリー式ハンディタイプブロワーです。バッテリー式ながらも、エンジン式ほど風速・風量が大きいことが特徴です。広範囲の掃除でも速やかに完了できるでしょう。風速を6段階で調節できます。バッテリーと充電器は別売なので注意が必要です。マキタ製の18Vまたは14Vのバッテリーで駆動できます。
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【まとめ】自社に合うブロワーを選び作業効率を向上させよう!
ブロワーの種類、メーカー、おすすめ15選を解説しました。どこでも使用できるバッテリー式、電源コンセントがあれば長時間使えるコード式、風速・風量の大きいエンジン式などの様々なブロワーがあります。迷ったときには、マキタやハイコーキといった有名メーカーのブロワーを選ぶことをおすすめします。ぜひ本記事を参考に、用途に合ったブロワーを見つけてください。
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