地絡 漏電 違いとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

地絡とは、電気が大地に完全に接触し、通常は流れないはずの電流が大地を経由して流れる状態を指します。一方、漏電も電気が本来通るべきでない箇所から漏れ出る状態であり、地絡と同様に人体に危険をもたらす可能性があります。

地絡は抵抗の小さい経路を通って発生し、症状が重篤である一方、漏電は大きな抵抗を持った経路を通っている場合があり、比較的軽度な症状を引き起こすことがあります。

いずれも人がこれらの状態に触れると、体が電流の通り道となり感電の危険が生じます。