埋め戻しとは？用語の意味を分かりやすく解説｜建築建設メディアのツクノビ

「埋め戻し」とは、建設作業の過程で掘削や掘り出された土や材料を、その後、再び同じ場所や別の場所に戻して埋める作業のことを指します。主に、道路や建物、構造物の建設、管路の敷設などで土を掘り起こす際に行われるものです。

埋め戻しには、掘り出された土そのものや他の適切な材料（砂、砂利など）が使用されることがあります。埋め戻しを行う際には、土を適切な密度になるように固めることが重要です。これにより、後に地盤沈下が生じるのを防ぐことができます。

土を戻すときの方法や順序も重要です。不均一に土を戻すと、不均一な密度や強度の地盤が形成される可能性があります。例えば、道路の中央に水道管やガス管の敷設工事を行う場合、まず道路を掘削して管を敷設します。その後、掘削した部分を埋め戻す作業が行われます。

この際、適切に埋め戻しを行わないと、後に道路が沈下したり、不均一な部分ができる可能性があります。埋め戻しは、掘削後の土や材料を再び埋める作業を指し、その適切な実施は地盤の安定性や安全性を保つために非常に重要です。