残土処分とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「残土処分」とは、建設工事などで発生する余分な土や掘り出された土(残土)を適切に処理・処分することを指します。土木工事や建築工事の際、建物の基礎を掘ったり、道路やトンネルを作るために大量の土が掘り起こされることがあります。このときに発生する土は、その場所で再利用することが難しい場合や余剰となる場合が多いのです。

発生した残土は、特定の埋立地や再利用が可能な場所へ搬出されます。残土を不適切な場所に放置したり、適切に処理しなかったりすると環境に悪影響が出る可能性があります。例えば、水質汚染や土壌汚染などです。

残土処分は、建設業界においてコストや環境への影響、社会的な問題など多岐にわたる課題を抱えています。そのため、持続可能な方法での処分や再利用技術の開発などが求められます。