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アイジー工業、6月1日出荷分から外壁・屋根材を18%以上値上げ
金属系外装材大手のアイジー工業が、2026年6月1日出荷分から「アイジーサイディング」「アイジールーフ」「アイジーヴァンド」の全商品を18%以上値上げしました。発表は5月13日です。本体だけでなく付属品も対象で、住宅用・大型建築物用の双方が引き上げられました。理由は、中東情勢に伴う石油関連製品やエネルギーコストの上昇と、鋼板価格の高騰です。同社は国際情勢や原料市況によってはさらに追加の価格改定を実施する可能性にも触れています。
板金・外装リフォーム業者は1物件あたりの材料費が一気に上がる
影響を最も受けるのは、屋根・外壁の改修や新築を請ける板金・外装リフォーム業者です。18%の値上げは、材料費100万円の工事なら約18万円の上振れになります。見積もり時点と発注時点で価格が変わるため、古い見積書のまま受注すると差額がそのまま自社の持ち出しになりかねません。あわせて、サイディング用シーリング部材「エコシーリング」は一部の色が原材料調達難で受注停止が続いており、納まりによっては施工計画の見直しが必要です。
今日中に、提出済み見積書の有効期限と単価を確認する
まず、まだ着工していない提出済みの見積書を全部チェックしてください。有効期限が切れていないか、6月以降の単価で出し直す必要がないかを確認します。値上げ反映が必要なものは、元請けや施主に「資材値上げにより単価改定が必要」と早めに連絡を入れてください。「いつか伝えよう」では差額をかぶります。社内チャットでも「6/1からアイジー外装材が18%上がった」と共有し、進行中の見積もりを全員で止めて見直しましょう。
他メーカーの追随も濃厚、値上げは年内も続く前提で動く
ケイミューも屋根材・雨といなどの値上げを予定しており、外装材全体で値上げ局面が続く見通しです。今回限りの一過性ではなく「資材は今後も上がる」前提で、見積書への単価改定条項の明記や、施主への事前説明をルール化しておくのが現実的です。
出典: 日本経済新聞「山形のアイジー工業、主力製品18%以上値上げ」(2026年5月13日) / アイジー工業 お知らせ「価格改定のお知らせ」(2026年5月13日)

