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品川区東五反田に地下2階地上40階・高さ148m・延べ約9万700㎡のトライスター型タワーが計画
東五反田二丁目第4地区市街地再開発準備組合が、地下2階地上40階建て・高さ約148m・延べ約9万700㎡規模の再開発計画を公表しました。敷地面積は約8,280㎡、計画地は品川区東五反田2-21の一部で、大崎駅北東側約500m・五反田駅東側約600mに位置します。用途は住宅・店舗・子育て支援施設で、上空から見るとY字型になる「トライスター型」の建物形状を検討しています。日刊建設工業新聞(2026-05-16)が報じました。

準備組合は2022年発足、2018年協議会から数えて足かけ8年で計画概要が初めて表に出た段階
同地区は2018年に再開発推進協議会が立ち上がり、2022年に準備組合が発足しました。今回が計画規模・建物形状・用途が初めて公表されたタイミングです。事業全体のスケジュールは検討中で、ここから東京都と品川区が都市計画手続きを進めていく段階に入ります。つまり「いつ着工」「どのゼネコンが施工者」はまだ何も決まっていません。下請け側にとっては、参加組合員(デベロッパー)が公表される次のフェーズと、特定業務代行者・施工者が決まるフェーズの2回が、商流参入の入口になります。
隣の第3地区は参加組合員が東急不動産1社、施工フェーズに既に入った状態。第4地区もこの構図を踏襲する可能性が高い
隣接する東五反田二丁目第3地区は、2021年2月に東急不動産1社が参加組合員予定者協定を締結、2023年に権利変換計画認可、現在は施工フェーズに入っています。第3地区の参加組合員はリリース公表時点で東急不動産のみ、施工者は東急不動産のニュースリリースには明記されていません(公表は権利変換以降の通例)。第4地区でも、参加組合員予定者が確定→協定締結→公表という流れになります。大崎・五反田エリアの解体・基礎・型枠・電気・管・内装の下請けは、第3地区を取った大手ゼネコンの工事所長と、東急不動産の開発担当部署を控えておくと、第4地区の施工者選定時に動き出しやすくなります。
都市計画手続き〜権利変換〜着工で2020年代後半、工事ピークは2030年前後。隣接地区と同時施工で職人需給が一気に締まる
第3地区がすでに権利変換認可済みで施工フェーズ、第4地区はこれから都市計画手続き。大崎・五反田エリアは2020年代後半に再開発の施工が集中する見込みで、解体・山留め・基礎・タワークレーン・型枠・鉄筋・設備の人手が一気に必要になります。職人確保と外注先確保は今から始めて遅くないタイミングです。
出典: 日刊建設工業新聞「東五反田二丁目第4地区再開発(東京都品川区)/延べ9万平米規模想定/準備組合」(2026-05-16) / 東急不動産「東五反田二丁目第3地区 参加組合員予定者協定書の締結について」(2021-02-04) / 東急不動産「東五反田二丁目第3地区 権利変換計画認可について」(2023) / 品川区「市街地再開発事業の状況」


