タイル引張試験基準とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

タイル引張試験(接着力試験)とは、タイルの接着状況を確認する方法の一つです。
専用の引張試験機を使用してタイルを引っ張り、タイルが剥がれる際にかかる力を数値で確認します。

一方、打診調査は、先端に球体のついた棒を使用し、壁面上で転がしたり叩いた際の音の違いでタイルの接着状況(浮き状況)を確認する調査方法を指します。

タイル引張試験は、抜き取りによる部分調査が一般的です。
公共工事標準仕様書では、100㎡につき1箇所、全体で3ヶ所以上の検査が推奨されています。