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スライムは、杭孔掘削中に生成され、孔底に堆積するもので、主にベントナイト溶液や泥水に含まれる微細な土砂粒子から成ります。場所打ち杭では、スライムが杭の支持力を低下させる危険性があるため、完全に除去する必要があります。
スライム処理は通常、1次と2次の工程に分かれています。1次処理では、杭孔掘削直後に底部のスライムを静かに除去します。2次処理は、コンクリートを打設する直前に行われます。地盤の状況によっては、1次処理だけではスライムを完全に取り除けない場合もありますので、時間をかけて丁寧に処理することが重要です。