プリズムガラスとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

プリズムガラスとは、入射光線を制御して柔和な光を生み出す特殊なガラスのことです。天窓に使用する際はその面積が通常のガラスの3倍とされています。

これは建築基準法施工令20条2項による規定です。プリズムガラスは採光効果があり、30分の耐火性能を持つ強度があります。

そのため、地下空間の歩道脇などにおいて、採光や耐火性が求められる場面で適しているとされています。プリズムガラスは破損しても取り替えが容易であり、鋳鉄枠に組み込む場合は施工と保守が比較的容易であるとされています。

ただし、現在はあまり一般的には使用されていないようです。