元請けとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「元請け」(もとうけ)は、建設業界において非常に一般的な用語です。
「元請け」とは、主に大きな建設プロジェクトの際に、発注者から直接工事の依頼を受ける企業や業者を指します。
元請け企業は、そのプロジェクトの主要な責任を持ち、工事の進行、品質、安全、予算などを管理します。

しかしながら、多くの建設プロジェクトは複雑であり、一つの企業だけでは全ての作業を完了するのが難しい場合が多いです。
そのため、元請け企業は特定の部分工事や専門的な作業を「下請け」企業に委託することが一般的です。
下請け企業は元請けからの指示のもとで特定の作業を行い、作業が終了したら元請けに報告します。

分かりやすく言えば、「元請け」は大きなプロジェクトの「監督者」や「総指揮者」といった役割を果たし、下請け企業と協力しながらプロジェクトを成功に導く役割を持つ企業や業者を指す言葉です。