オムニア板とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「オムニア板工法」は、床のRC在来工法の設計を変更せずに、プレキャスト化を実現する複合スラブ工法です。床板の下層を工場でPC板として製作し、現場では上筋を組み立て、梁と一体的にコンクリートを打設する10cm厚の工法となっています。

オムニア板工法は、昭和46年に旧西ドイツから技術導入され、その後「カイザートラス」として鉄筋だけで販売され、急速に普及した工法です。この手法を採用することで、床の遮音性向上が期待されています。