柾目とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「柾目」(ますめ、あるいはまさめ)とは、木材の取り方、特に合板や突板などの木材の目の方向やパターンを指す言葉です。具体的には、木材の年輪が板の幅方向に直角になるように切り出され、木目が直線的に見える特徴を持つ面を指します。このような木目の取り方によって、木材は一定の方向性を持ち、美しい直線的な木目の模様が得られます。

建築や家具製作においては、柾目の板はその美しい木目の模様から、見た目の美しさやデザイン性を重視する場面で好まれることが多いです。特に和風の建築や家具では、その独特の美しさが求められるため、柾目の板が用いられることがよくあります。

ただし、柾目の取り方は木材の取り出し量や効率の面で損失が大きくなる場合があるため、価格が高くなることもあります。

まとめると、「柾目」は木材の木目の取り方や模様を指し、直線的な美しい木目が特徴で、建築や家具製作などの分野でその美しさを活かして利用されます。