根太 (ねだ)とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

根太 (ねだ)

「根太(ねだ)」とは、建物の屋根や床を支えるための構造部材の一つです。横方向に配置される太い木や鉄骨などを指します。屋根の根太は、屋根の重みを支え、風や雪の荷重に耐える役割を果たします。床の根太は、床を支えるだけでなく、建物の荷重を壁や柱に分散する役割があります。一般的に、木造建築では木製の根太が使用され、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建築では鉄骨が根太として用いられることがあります。建設業界では、根太の適切な設置や補強が建物の安定性や耐荷重性に影響を与えるため、設計や施工段階で重要な検討事項となります。