グラウチングとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

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「グラウチング(Grouting)」は、建設業界で使われる技術の一つで、特定の材料(主にセメントや樹脂を基としたモルタルや液体)を裂け目や空間、隙間などに注入することを指します。

グラウチングは、多くの用途があり、以下はその主な用途のいくつかです。

  • 基礎の補強: 土の下にある空洞や弱い土層を補強するために、セメント系のグラウトを注入することがあります。

  • 防水: ダムやトンネル、地下施設などの防水対策としてグラウトを使用して隙間や裂け目を埋めることが行われます。

  • 地盤の安定化: 地滑りのリスクを低減するために、不安定な地盤にグラウトを注入して固定することが行われます。

  • 岩盤の補強: トンネル掘削時などに岩盤が不安定な場合、その補強のためにグラウトを注入することがあります。

簡単に言えば、グラウチングは、隙間や空洞を埋めるために特定の材料を注入する技術を指し、建設業界で様々な目的で使用されます。