単位体積質量試験とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

単位体積質量試験は、土の原位置試験の一種であり、湿潤密度(pt)と乾燥密度(pd)を求めるために土の重量を体積で除算する方法です。この試験は主に締固めの施工管理に使用され、砂置換法やカッター法などが試験方法として採用されています。

具体的には、特定の条件下で試料を採取し、その質量と体積を測定することで、単位体積当たりの質量(密度)を求めることができます。この値は、材料の品質や性質を評価する上で非常に重要です。例えば、土の場合、この試験によって得られる密度の値は、土の圧縮性や強度などの土質の性質と密接に関連しています。