土量計算 平均断面法とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「土量計算」は土木工事において非常に重要なプロセスの一つです。土の掘削や盛土時に、移動させる土の量を正確に計算することは、工事のコストやスケジュール、安全性の確保に直結します。

「平均断面法」は、断面積A1と断面積A2の平均断面積を求めて、距離L1を掛け算した結果が体積(土量)となる計算方法です。比較的シンプルでわかりやすいため、精度が高いとは言えないが、大まかな土量を迅速に算出するのに適しています。

注意点として、地形が複雑な場合や断面が大きく変化する区間では誤差が出やすいため、他の方法と併用することが推奨される場合があります。