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「スランプ」とは、生コンクリートの流動性を示す数値のことです。スランプ値が大きいほどコンクリートはやわらかいとされます。「スランプ試験」では、円錐台のコーンにコンクリートを詰め、鉛直に引き抜くことで頂点の下がりを測定し、やわらかさを評価します。
水の量が多いほどスランプは大きくなり、少ないと減少します。建築物に使用する生コンクリートの適正なスランプ値は一般的に15cm~18cmです。土木工事にはさらに低いスランプ値の強度の高い生コンクリートが用いられることがあります。