残留沈下量とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

残留沈下とは、地盤沈下が生じた際に沈下現象が収束せず、継続して沈下が進む可能性がある状態を指します。

この現象に関連して「残留沈下量」という概念があります。残留沈下量は、即時沈下と圧密沈下量の合計を指し、建築物を構築する際にはこの残留沈下量を計算し、将来において不等沈下(建築物の基礎部分や建築物全体が傾いて沈下すること)が生じないように対策を講じる必要があります。