馬目地とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

了解しました。「馬目地」という用語について詳しく説明いたします。

**馬目地(ばもくじ)**は、建築や土木工事におけるコンクリート打設の際に使用される技術的な言葉の一つです。具体的には、コンクリートを段階的に打設する際に、前回の打設と次回の打設との間に生じる接合面のことを指します。

この「馬目地」は、異なる打設時期のコンクリートとコンクリートの間にできるので、特に注意が必要とされる部分です。不適切な施工や養生が行われると、馬目地周辺での強度が低下したり、水の浸透ルートとなることもあるため、適切な処理や養生が求められます。

建物や構造物の強度や耐久性を維持するためには、馬目地を正しく処理することが重要です。このため、再度の打設前には、古いコンクリートの表面をきれいにし、適切な接着剤や補強材を使用して新しいコンクリートとの接合を強固にするなどの対策が施されます。

簡潔に言えば、馬目地は、異なる時期に打設されたコンクリート同士の接合面を指し、その部分の適切な処理が構造の安全性や耐久性に影響する重要なポイントです。