面内とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

面内(めんうち)は、部材を角部に取り付けた面に対して突き出さないよう、その内側に収めることを指します。部材が面から突き出ることは「恥かき」と呼ばれており、手抜き作業と見なされます。そのため、伝統的な木造建築では、この技術の習得が重要視されています。

数奇屋建築では面から出す手法もあるものの、基本的には部材を面内に収めることが奨励されています。ちなみに面内方向とは特定の面に対して水平方向を指し、面外方向はその面と直交する方向を指します。