エンジニアリング会社とは？用語の意味を分かりやすく解説｜建築建設メディアのツクノビ

エンジニアリング会社は、技術的な専門知識やノウハウを活用して、様々な工事や施設の設計、計画、建設、保守、運用などの技術的なサービスを提供する企業を指します。このような会社は、特定の分野や産業に特化していることが多く、その専門的な知識を持ってクライアントのニーズや要求に応えます。

エンジニアリング会社の主な業務には以下のようなものがあります。

• 設計：工場をはじめとする生産設備などの設計を中心に行う。
• 調査：土地の地質調査、環境影響評価など。
• 管理：大規模工事の進行管理や品質管理。
• コンサルティング：特定の技術や解決策に関するアドバイスや提案。
• 施工管理：現場での建設作業の監督や管理。

エンジニアリング会社は、ゼネコン（総合建設業者）とは異なり、主に設計やコンサルティングを主業務としています。ゼネコンは、設計されたプランを元に実際の建設作業を行うのに対して、エンジニアリング会社はその前段階の専門的な計画や設計を行うことが主な役割となります。

しかし、現代ではエンジニアリング会社もゼネコンと連携し、一貫したサービスを提供することも増えてきており、業界の境界は徐々に曖昧になってきています。