コンクリート 打ち継ぎとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

建設業界での「コンクリート 打ち継ぎ」について、分かりやすく説明いたします。

「コンクリート 打ち継ぎ」とは:
建設作業において、コンクリートの打設作業が連続して行われない場合、一度打設したコンクリートが固まった後に、新たなコンクリートを打設する際の接合部分のことを指します。この接合部分は、強度や耐久性の観点から、特別な注意が必要とされる部分です。

具体的な手順としては以下のようなものが考えられます:

1. **前回の打設面の清掃**:固まったコンクリートの表面のゴミや浮き砂を取り除きます。
2. **接合部の処理**:前回打設したコンクリートの表面を粗くするためにブラッシングやショットブラストを行います。これにより、新しいコンクリートとの結合力を高めることができます。
3. **結合材の塗布**:接合部に結合材や接着剤を塗布します。これにより、新旧のコンクリートがしっかりと結合することを助けます。
4. **コンクリートの打設**:新たなコンクリートを打設します。この際、振動をかけて空気を抜き、コンクリートを密着させる作業が行われます。

打ち継ぎ部分は、水漏れや強度の低下などの問題が起こりやすいため、適切な処理や作業が非常に重要です。したがって、経験と知識を持つ専門家によって適切に処理されるべき部分です。

まとめると、「コンクリート 打ち継ぎ」とは、連続してコンクリートを打設できなかった場合に、前回の打設と新たな打設の間の接合部分を適切に処理する作業を指します。