central business districtとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「central business district」(CBD)は、都市や町の中心部に位置する、商業やビジネスの活動が集中する地域のことを指します。この言葉は、日常的に「中心業務地区」としても知られています。

特徴として、以下の点が挙げられます:

高層ビル: CBD内にはオフィスビルや高層の商業施設が密集していることが一般的です。これは土地の価格が非常に高いため、効率的に空間を利用するために垂直に建築される傾向があるからです。

経済の中心: CBDは、銀行、企業本社、専門家の事務所(例:弁護士、会計士など)など、都市の経済活動の中心としての役割を果たしています。

アクセスの良さ: 交通の要所となっており、都市の交通網(電車、バス、タクシーなど)の多くがこの地域を中心に放射状に展開しています。

高い土地価格: 商業活動の集中により、CBDの土地価格は都市の他の地域に比べて高くなります。

混雑: 日中はビジネスや買い物、観光などのために多くの人々がCBDを訪れるため、非常に混雑します。

日本の都市でいうと、東京の丸の内や大阪の梅田などがこの「central business district」に相当します。これらの地域は、都市の経済的・文化的発展を牽引する役割を果たしています。