支承 (ししょう)とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

支承 (ししょう)

「支承(ししょう)」とは、耐震性や耐久性を保つために、橋脚と橋桁の間に配置される吸収部材のことです。橋の上部構造(主桁・主構)と下部構造(橋台や橋脚)の間に設置される部材であり、別名を沓(しゅう・くつ)ともいいます。橋桁の温度変化や活荷重による変形を吸収し、常に橋桁を支える役割を果たす重要な部位です。支承を設置せず、上部構造と下部構造を直接繋いでいる橋はラーメン橋と呼ばれます。