付着割裂破壊とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

付着割裂破壊は、異形鉄筋のフシが周囲のコンクリートを押し広げ、部材表面に破壊を引き起こす現象です。この破壊が発生すると、柱の耐力が急激に低下します。

特に、コンクリートの隅に太い鉄筋を配置するか、細い鉄筋を多数配置すると、付着割裂破壊が生じやすくなります。建築設計時にはこの点に留意し、適切な鉄筋配置を検討する必要があります。