lcco2とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

LCCO2(ライフサイクルCO2)は、製品の生産から廃棄までのライフサイクル全体で生成されるCO2の総量を算出し、製品の年間排出量を評価する手法です。

この手法は、ISO14000シリーズの一環として、国際標準化機構(ISO)によって標準化されています。

建築物においては、設計から建設、運用、改修、廃棄までのCO2排出量が評価の指標とされ、資材消費、物資輸送距離、設備によるエネルギー消費(冷暖房や照明など)などが対象となります。

建築分野では、これらの要素を計算し、誘発素材量、エネルギー消費、CO2排出量、廃棄物負荷などを考慮して、各過程に対して重み付けを行い、総合的な評価が行われます。