スペーサー とは？用語の意味を分かりやすく解説｜建築建設メディアのツクノビ

スペーサーとは:
「スペーサー」は、建設業界において主にコンクリート打設時に使用される部材やアイテムを指します。コンクリートを打設する際に、鉄筋と鉄筋の間、あるいは鉄筋と型枠の間に一定の間隔を保つために使用される部材がスペーサーです。

スペーサーの主な役割:

一定の鉄筋の位置を確保: 鉄筋が正しい位置に固定されていることは、コンクリート構造物の強度や耐久性に大きく影響します。スペーサーは鉄筋が適切な位置に保持されるようサポートします。

コンクリートのカバーを確保: コンクリートのカバーとは、鉄筋の表面とコンクリート表面との距離を指します。この距離を適切に保つことで、鉄筋が外部からの腐食や劣化から守られます。

スペーサーの種類:
スペーサーには様々な種類があります。一般的に、プラスチック製、コンクリート製、金属製などの材料で作られることが多いです。形状やサイズもプロジェクトの要件や使用する鉄筋のサイズに応じて変わります。

要するに、「スペーサー」はコンクリート打設の際に鉄筋の位置やカバーの距離を正確に保つための非常に重要な部材です。正確な鉄筋の配置は、建物やインフラの強度や安全性を確保するために必須となります。