送りとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

送りとは、釘を打ったり、木材を配置する際の間隔を指し、ピッチとも呼ばれます。建築用語には「付送り」と「持送り」があります。

付送りは左官作業時の下地処理で、凹凸を均すことで仕上げ材の厚みを一定に保ちます。下地の凹凸が大きくなると厚みが不均一になり、内部応力が増大し、ゆがみや剥がれの原因となります。付送りの厚みは通常9mm以下に制限されており、厚みを均一にするためにアンカーを取り付けたり、ラス網を貼り付ける必要があります。