防湿シートとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

防湿シートとは、湿気を遮断するために使用されるシートを指します。床下に敷くことが一般的で、一般的な厚さは0.1mmから0.2mm、ポリエチレンやEVA樹脂製が主流です。

法律では、床下に60mm以上のコンクリートを打設するか、防湿シートを敷くことが義務づけられています。敷く際には、地面を清掃し、防湿シートを重ね合わせてテープで接合し、重しを置くか押さえコンクリートを流し込みます。

これにより、建築物の木材部分を湿気から守り、シロアリやカビの発生を防止できます。ただし、湿気の多い土壌や湿度の低い場所では効果が薄れるため、調湿剤や換気設備などと組み合わせることが勧められます。