ほぐし土量とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「ほぐし土量」とは、土を掘削や運搬する際に、固まっている土をほぐして緩めたときの土の量を指す専門用語です。掘削した土は、もともとの場所で圧縮されて固まっていることが多いため、その土を移動や積み替えの際に緩める(ほぐす)と、体積が増加します。この増加した体積を元の体積に比べてどれだけ増えたかを示す指標として「ほぐし係数」というものがあり、この「ほぐし係数」をもとに計算されるのが「ほぐし土量」です。

例えば、掘削した土の固まっている状態の体積が100m³で、ほぐすことでその体積が110m³に増加した場合、ほぐし係数は1.10となります。この時、ほぐし土量は110m³となります。

建設業界では、土の運搬や処分を行う際にこの「ほぐし土量」を考慮することが非常に重要です。なぜなら、トラックや機械のキャパシティ、土の処分量やコスト、作業スケジュールなど、多くの要素がこの「ほぐし土量」に影響を受けるからです。

簡単に言うと、「ほぐし土量」とは、土をほぐした後の体積を示すもので、この値を正確に把握することで、建設プロジェクトの効率やコストの最適化を図ることができるのです。